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ミラクルニキ☆攻略ブログ

イベントクエストおすすめコーデを攻略☆ミ

ダンガンロンパV3の感想。ネタバレあり

ゲーム

ネタバレ注意。

やっと「ダンガンロンパV3」を終えました。
長かった…。

以下、クリア済みであることが前提の感想です。
ネタバレ部分もでてきますので、まだクリアしていない人は読まないことをオススメします。

感想

私はアニメから入り、去年リロードをプレイしたダンロンにわかです。
もともとキャラに入れ込むタイプでもなく、そこまでシリーズに思い入れはありません。

V3は林原めぐみさんが探偵キャラをやるというので楽しみにしていました。
結果的に、めぐさんの演技は流石でした。

5章までは、この年齢の少年声はムリがあるなと思っていたんですけどね。
6章のキャラクターの叫びとしての部分が、長年いろんなキャラと歩んできためぐさんならではの役だと思いました。
けれどその上で、最原くんはあまり好きになれなかった。

主人公キャラだから仕方ないけど、どうしてもキャラが弱いんですよね。
今回とくに最原にとってのヒロインが早逝したので、人間らしい最原くんがあまり見えなかったのが原因かなと思います。
(終わってみれば「苦悩する二次元キャラとしての最原くん」という印象しかない)

6章について

6章はただただ長かったですね。
純粋につまらなかった。
こちらのブログで「旧エヴァのようだ」と指摘されていますが、たしかに似ていますね。
fujipon.hatenablog.com

けれど旧エヴァはまだ面白かったのに、6章はつまんなかった。
なぜかと考えてみたら、やっぱテンションが低かったのかなと思います。
制作者のテンションとでもいいますか。

エヴァ庵野監督自身のフレッシュな苦悩が、「叫び」としてアツかった思うんですね。
V3は製作者がなんだか一歩引いてるというか、「イマドキこんなオチ」と冷めた感じで作ってる印象を受けました。
小手先の技術で「魂の叫び」を再現してるだけにみえる。
だからこそコスプレイヤーに「完全再現」とか言わせてたのかなあ?
そこまで心の若さや情熱はないけど、若い作家の叫びをトレースしてみたんでしょうか。

小手先の技術で作ったにしては、出来がよくないし。
魂の叫びとしては、アツくないし。
完成度がイマイチで、勢いもない作品だと感じました。

私の感想としてはプラスもマイナスもあまり無くて、ただただ「興味ない」「早く終わらないかな」というだけ。
早く次のゲームやりたいから、さっさと消化したいのに無駄に長い。

まだディスクたたき割るくらい不快なら良かったんですけどね。
「あーあ、ハズレだった」といいながら、普通に中古屋に持っていける程度の微妙なテンションの低さです。

まとめると、
大して発信したいメッセージもないのに、無理にメッセージ性の高いモノを作ろうとした
という印象のゲームでした。

私は本来、こうした創作論を含む作品は大好物なんですけどね。
V3は、肝心のメッセージの中身が薄いなぁと思いました。

1はすごくテンション高かったのになぁ。
生活のために作ったゲームがヒットしちゃって、ファンの要請に応えて仕方なく作家ヅラをしていたのかと思う。
実はそこまで作家性高くないのに「クリエイターのコスプレ」をしていたのなら、つむぎは製作者の投影にも見えますね。
そこまで悪でも絶望でもないけど、模倣してたところが。

蛇足

ここからはただの自分語りなんですが。

昔から「ゲームを捨てよ、町へ出よう」という趣旨のゲームって、ちょいちょいありましたよね。
「Moon」とか。

私もそういう意見の影響で、漠然と「ゲームばかりしてはいけない」「外に出なければ」と思っていました。
けれど、アラフォーになって若い人にいえることは「ゲームでもなんでもいいから、頭おかしくなるくらい没頭しなきゃダメ」ということ。
そういうものがあるのって、本当に幸せでラッキーなんですよ。

「外の世界」にそういうものを自力で見出せたなら、ゲームを捨てて外に出たらいいでしょう。
けれど「人に言われたから外に出る」だと、なんの意味もありません。
だったら真剣にゲームをやっていたほうがいいです。

それがアウトドアでもゲームでも、コロシアイエンタメでも一緒。
自分で考えて自分で選んだのでなければ意味がないし、自分で選んだのなら等しく意味はあるんです。
↓こちらのブログでいいことが書かれてあります。
saavedra.hatenablog.com


ジブリの宮崎監督もあれだけ「自然はいいぞ」みたいなことを言いながら、人生の大半はアニメスタジオに籠っていますからね。

書を捨てよ町に出よう、といった劇作家もそうだし。
やたら「ゲームをやめて外へ出よう」というメッセージを発するゲーム制作者もそう。
人一倍インドアな職業の人に限って、外へ出ろ外へ出ろいう
あれ、何なんですかね。
きみら、外の世界より創作がイイと思ったから、その道を選んでるんじゃないの?

具体的に外の何がどういいかも示さずに、虚構を批判だけして「外へ出ろ」っていうのどうかと思います。
私はやっぱり、現実の世界より虚構のほうが魅力的だと思いますよ。

「虚構なんかより現実のほうがいい」というメッセージを発して、ファンが「目が覚めました!」といってリア充化する。
そんなことになれば、そりゃ製作者冥利に尽きるかもしれませんけどね。
現実ってそんな単純で簡単なモンじゃありません
だから虚構はずっと求められて愛されるわけです。

逆に「ゲームやめて外へ出さえすればオッケー」と、単純に思い込んでいる制作者のほうがヤバい。
そこまで現実がみえなくなるほど虚構漬けになってるんですかね。
まぁずっと狭いゲーム業界の中だけで生きて、創作ばかりの人生を歩んでいたら「外の世界は無条件に素晴らしい」と思い込んでしまいそうですけどね。

外の世界なんてなんもないですよ。
道路も汚いし。
整備された自然にしか入っていけないし。
そのくらいのことプレイヤーは分かってるから、わざわざコスパ悪い現実よりも虚構を楽しんでるわけです。

分かってないのは、普段あまり外に出てない製作者だけ
制作者よ、外へ出よう。