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ミラクルニキ☆攻略ブログ

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厚切りジェイソンの本「日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy」

twitterの悩み相談が中心

お笑い芸人にしてIT会社役員という異色のアメリカ人、厚切りジェイソンさん。
今やすっかり大人気の有名人ですね。
林原めぐみさんもハートフルステーションの最終回で言及されていましたね・・・!)

私も娘を出産した直後、病院のベッドで「有吉のお笑い大統領選挙」を見ていてハマりました。
笑いすぎてお腹痛かったです。

そんな厚切りジェイソンさん初の書籍「日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy」。
こちらも大人気のベストセラーとなり、amazonではまさかの売り切れ!
運よく本屋で入手できたので、さっそく読んでみました。

感想

いわゆる芸能人の啓発本ということで、サラっと短時間で読めました。
氏のTwitterアカウントをフォローしている人にはおなじみの、悩み相談を中心とした内容。
過去にTwitter上で寄せられた相談とそれに対する返答がまとめられています。

これだけ聞くとなーんだ焼き直しかと思いますが、ひとつひとつの質問になぜそう答えたか解説されていて読み応えあり。
外国人として、ビジネスマンとして、日本人特有の「指示待ち」「失敗を恐れる」「責任を取りたくない」といったダメな部分をビシバシ指摘しています。
けっこう攻めてるなーと思う尖った意見もチラホラ。

著者の来歴や、体験談などのコラムもちょこちょこ入っていて楽しい。
コラムで紹介されていた、豆を収穫するカードゲーム「ボーナンザ」は私もお気に入りです。

ボーナンザ 日本語版

ボーナンザ 日本語版

頭の体操に家族でやりたい。

感想

とくに日本の教育については共感する部分が多かった。
日本人の多くが「議論や批判」や「怒ると叱るの区別」が下手なのは、感情を表現するスキルが低いからだと思います。

私は田舎の悪い部分だけを凝縮したような環境で育ったため、感情を正しく現す教育がされず
「気持ちはどうあれ、場の空気に合わせた表情を作る」という躾を(言外に)受けてきました。

その結果、自分の気持ちを頭で捏造するクセが今も強く残っています。
「ブランド物だから良いものなんだろう」
「親だから心の底から嫌いではないんだろう」
「高いものだから美味しいんだろう」
「こんなに良い目に遭っているから幸せなんだろう」

「正解」と異なる感情はワガママ、KYと責めれられるため、ときにキレないと気持ちを表せない。
こういう人けっこう居るんじゃないでしょうか。

お葬式などでも「沈痛な顔をしなければ」という義務感が先に立ち、故人や遺族に思いを寄せる余裕がないことも。
これを長年続けると「自分の好きな色」さえも分からなくなります。

さらに「正解」に添うようルールを教え込まれているため、ルールに添わない人が気に入らなくなります。
「自分はこんなに我慢してるのに」ですね。
それも自分がダメだと思っているからではなく「常識(みんな)的にはダメだとされているから」。
本当は自分が嫌なだけかもしれないけど、責任を持ちたくないんですね。


こういった日本の教育不足を改善するのには、まだまだ時間がかかるでしょう。
著者は日本の現状をなんとかしたいと思っているそうです。

いよいよこれまでのやり方が通用しなくなってきた日本は、変革が必要な時期にあります。
変化が苦手な日本人の意識を変える一助として、読んでみる価値はある本かもしれません。

おすすめ

大学生くらいで読むと一番効くかもしれません。
就職活動で疲れてしまった人は、親の世代の古い押しつけから脱却するため一読をおすすめします。

あとは現状に不満を抱いている人にも。
まずは自分の責任にめざめることが重要だと気づかされます。

なにかと心配しすぎて動けなくなったら、ときどき読み返してみたいなと思います。